造成工事 重力式 コンクリート壁 設計法と実作業 

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ここでは、重力式コンクリート壁の設計計算方法をお伝えします。

まず、ここで必要になる寸法は、GL設定及び擁壁高さです。

 

一般には、希望GLよりは、10cmから20cm程度高く設定します。

ここでは、20cmを例にしましょう。

これは、今後外構工事で水勾配を取る時にとても役に立つのです。

 

GL+200程度がベストです。

ここで、GL+200に到達するまでの壁高さがおのずと算出できますね。

次に壁の根入れを30cm取ります。

これらの算出方法で必要な重力式壁全高が算出されることに

なります。  造成工事には、必要不可欠な要素です。

 

次に計算方法ですが、まず90cmを越える場合は、勾配を4分とする

必要があります。

ここでは、例として 重力式コンクリート壁全幅を1.2mとします。

 

次に天端厚を決めます。 一般には。15cmが多いですね。

この3つの数値が決まれば設計値がでます。

 

①天端厚15cm ② 壁全高1.2m ③ 4分勾配 

以上の3数値から 重力式の断面が算出されます。

 

重力式の底幅は、わかりますか?

 

計算方法はは、15cm+(1.2m×0.4)=0.58  で 58cmとなります。

従ってベースコンクリートは、10cmずつ多めにみて78cmは、最低

必要な計算となり 堀方は、さらに30cmずつの合計60cmが必要

となり1.38メートルの幅を掘削する必要があることになります。

 

計算方法を理解すれば簡単なのですが、文章だけでは、

ピンとこないかもしれません。

 

でもこの計算方法によって 後は、距離を×ことによりコンクリート

の体積が算出できます。

これによりコンクリートの費用・労務費用などがわかります。

 

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