水平の出し方  原始的方法。 

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原始的 水平の出し方 

水平の出し方 には 一般にレベル機器 または、 手持ち水平器

を使用しますが、ここでは、原始的な方法を1つお伝えします。

 

水盛りという方法ですが、手間と時間が掛かるのが難点

ですが精度は、多分1番でしょう。

 

これは、気圧の原理を利用した方法です。

まず、バケツ と ビニールパイプ(直径1cm程度長さ10m程度)

と水と1.5m程度の棒が必要になります。

 

バケツには、水を8分目程度入れます。次に80cm程度の高さに

バケツを置きます。(机でもいすでもいいです。)

次にビニールパイプを1m程度バケツの中に入れパイプの中に

水を通し残りのパイプを外に垂らします。

 

少し口で吸うことで勢いを付け 下へバケツの水を垂れ流し

状態にします。

 

この水の垂れ流しが、確認できましたら この垂れ流しをとめるため

パイプの口をバケツより少し高めの位置に持ってゆくことで

排水がストップできます。

 

理論では、80cmを超えると水は、止まり 80cmより下になると

バケツの水は、垂れ流し状態になるはずです。

 

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水盛りで 水平の出し方

次に1.5mの棒を鉛直に立て ビニールパイプを

テープ等で棒とパイプを固定して下さい。

なるべく透明で細いものが適しています。

 

ここで注意ですが、パイプの口を80cm以下にしないよう

に棒を立てたままにして下さい。

 

さてさて ここから 水平を出すことが可能になります。

どういうことかといいますと、立てた棒(パイプ)をどこに

移動させようとも 水位は、全て同じだということです。

 

わかりましたか? バケツの水の高さは、約80cm程度

に固定しています、その水位とパイプの水位とは同一

になっています。

 

この原理により 水平が導き出されるのです。

この 水平の出し方は、私の中では、自然的に正確ですね、

 

但し、この方法には、弱点があり、 パイプの距離程度

しか 計測できないため 距離が足らない時は、移動が必要

になります。

 

 

あと、パイプ内の 気泡が発生した場合 誤差が

でます。 夏に多くみられる 現象で 充分にパイプ内の

気泡を取り除く必要があります。

 

最後に、準備に手間取るという難点があります。

でも時間がありこだわりたい方は、是非、挑戦して見て下さい。

 

 間違いなく 感動ものです。    

 

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 手持ち水平器の注意点