水締めとは、?
水の力を利用した締固めの方法で地中密土を高くし強固にします。
現在では、ローラー締めする場合に散水します。
始めに土に含ませる水の量としては湿った程度が最良です。
重機による締固めをした後では、水溜りができる手前の状態
がベストです。
ローラー締固め場所は、低い所から徐々に高い部分に
向かって進み傷害物がある場合は、その廻りを先に締め固める
必要があります。 細かい部分は、
プレート・たてランマー機器による転圧が効果的です。
水締めの注意点!
水分が締固めに対し有効なのですが、限度を超えるとボコボコ
グニャグニャのこね返しを起し、強度がでるどころか大幅に
工期を遅らせてしまうことになりますので注意が必要です。
一般的には、花崗土は、湿り気があり水締めが必要ない場合
が多いのが現実です。 また軽く雨が降ればベストです。
水締めの効果、というものは、本当にありがたいもので、
造成工事だけに限りません。
例えば、配管工事、カーポートの柱立・門扉の柱立などに
とてもいい結果をもたらせてくれます。
まず地中に配管工事を施し土を被せ締め固めをする場合
配管の下部分の締め固めは、どうなるでしょうか?
締めることができませんね。
ここで役に立つ工法が水締めなんです。
水の持つ性質を利用して配管のしたの空洞若しくは、土の
密土の低い部分を密土の高い土質にできるのです。
又、カーポート・門扉などの柱を立てのためにコンクリートモルタル
を流しこみますが、その後バケツ1杯程度のそのうえに撒くことで
水締めの効果を期待できることになり 翌日、柱は、水締めを
しないよりずっと強固に固定できるのです。
水締めって すごいんですね。 皆様も1度やってみては、いかが
ですか?
昔のことわざです。
雨降って地固まる。、、、
これは、他の意味も含んでいます。
造成に欠かせない 水締め この適量は、どのくらいでしょうか?
言葉や文章では、とても伝えづらいのですが、現土がペースト状
になっては、逆効果です。
まず、搬入してきた時の水分含有量をみます。 乾燥している場合
もあるし、とても湿っている場合もあります。
私の場合は、常に実践なので 適量水分は、簡単に含ませることが
できます。
はじめに手に掴んで若干の水分が感じられ手に付く状態がいいでしょう。
締め固めを並行してゆくと固く締まる状態がベストですね。
まず、タイヤローラーで締める・同時に散水をする・次に重機のハイド板
で削りあわす。 この繰り返しです。
この作業で強固な地盤が出来上がるのです。
仕上の地盤は、削る + 線圧できまります。
初めてのココロミなら ざぶざぶ 水をしめらせても いいでしょう。
ただ、何日か 乾燥に日にちがかかるだけです。 問題は、ありません。
地盤作りは、 一度に厚みを欲張っては、だめです。
基本的には、 20cmを1工程として 1mが希望なら
5工程は、必要になります。