エラスタイトとは、コンクリート擁壁の
無差別なひび割れを防ぐために
強制的に施工している1cm程度の厚み
のもので右写真を参考にして下さい。
コンクリート中央部にある縦長の黒い部分です。
コンクリートは、性質上、ひび割れを起します、
この現象は、コンクリートが硬化する時に引き合う
力を持っているためです。
ここでプチ知識です、コンクリートが完全に
硬化するには、10年以上かかるという説があります。
どの地点を以って硬化と定義づけできるのかは分かりません。
一般には、10mピッチが慣習となっていますが、 実際には、
8m感覚が理想ですね。私の経験からは、、、、
ただ ベタベタするので わたしは、嫌いな資材です。
1m×1m で販売しているので 余っても荷物になるばかりです。
・ スリブ(土地・水抜きスリブ)
写真右の丸い部分のこと
これを作るためボイド
(紙でできたパイプ )を使用するのが
一般的です。
・ 水抜きスリブの必要性!
コンクリート擁壁の弱点
コンクリートにも弱点があります。 それは、水です。
この水の力は、とても強大で擁壁を押し流す力を持っています。
擁壁を施工してこのスリブがない場合に予想されるのは、
土と水が土地内部に溜まると言う事になります。
水の力というものは、想像をはるかに超えています。
普段コップに水を入れて飲むのですが何の危険もありません。
1m×1m×1mの 大きさの水は、 1トンです。
到底人間の力で防げません。 殆どの人は、
水の持つ力を簡単に甘く見ているのです。
夏 川の水、海の水 凄い力を持っていますので
充分 理解して 気をつけて下さい。
子供の体重は、10歳くらいで 約15キロくらいでしょうか、、、
とすると 20cmの水流でいとも簡単に流されることなになります。